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【経営コラム第79回】PDCA定着のための「三つの切る」

 PDCAサイクルを定着させるためには、3つの段階があります。

立て切る段階、見つめ切る段階、やり切る段階です。

 

これら「3つの切る」を意識して進めていくことが必要です。

 

立て切るとは、明日から何をすればいいのかが分かる計画を作ることです。

 

単なる数値の並んだ計画やかけ声だけが書かれたものではなく、実行できる行動計画を伴った計画を立てることが第一段階です。

 

何をすればいいのかが分からない計画では、次の実行段階に移ることができません

 

第二段階の見つめ切るとは、立てた計画を定期的に見つめる―最低1年間の検証活動を続けることです。

 

計画の実行にはイレギュラーがつきものです。計画通りに事が進まないことは日常茶飯事です。

 

実行段階では、計画通りにできていないことが問題ではなく、やるべき行動計画が忘れ去られてしまうことが問題です。

 

できていないなら、もう一度スケジュールを再設定すればいいのです。

再設定をして、どこかで挽回すればいいのです。

 

しかし、忘れ去られてしまえば、これはどうしようもなくなります。

そうした忘れ去りを防止するため、最低1年間の検証活動を続けることが大事です。

 

第三段階のやり切るは、計画したことをしっかりとやり切る段階です。

この段階をいきなり目指すことは、非常にハードルが高いです。

 

まずは第二段階の見つめ切るまでを定着させることが重要です。

定期的に計画をチェックすることも大変ですが、これができていない状態であれば、やり切るにはおぼつかないでしょう。

 

第二段階を繰り返しながら、会社の習慣をレベルアップさせていくことで、やり切るに近づくことができるようになります。