資産管理の感覚を会計資料で表したのが、貸借対照表です。
貸借対照表はある一定時点の財政状態(調達と運用)を表しています。
まずは全体像を見ていきます。
貸借対照表の右側はお金の集め方(調達)を表しています。
対して左側はお金の使い方(運用)を表しています。
細かい内容については次回説明しますので、まずはイメージをつかんでください。
簡単なイメージとしては、会社に手持ちのお金が20万円と車100万円があるとします。
(運用)
お金 20万円
車 100万円
これが貸借対照表の左側に掲載されます。
合計120万円の資産がありますが、この120万円をどうやって調達したのか、その内訳が貸借対照表の右側に出てきます。
仮に、20万円は自己資金、100万円は借金をしたとします。
(調達)
借金 100万円
自己資金 20万円
これを並べたものが貸借対照表です。