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【現場から第60回】「連絡=売込み」と思われないように

 

 熱心に営業に取り組むことは必要ですが、「連絡=売込み」と思われないことが大事です。

 皆さんは営業を仕掛ける側でもありますし、営業を受ける側でもあると思います。

 

 日々かかってくる営業の電話や、送られてくるメールや郵送物。

 その中で、相手の名前を見ただけで「これは見なくていい」と判断する先があると思います。

 その理由をきいてみると、

 「興味がないから」

 「営業の電話だから」

 というような回答が返ってきますが、要は自分に関心がない物を売り込んでくると思われているわけです。

 

 このような関係性になってしまうと、どれだけ相手にとって良い商品やサービス、提案を用意しても上手くいきません。

 

 多くの人にとって、断るという行為は少なからず後ろめたさを感じるものです。

 そのため、売り込みを受けたい人は少数派です。

 

 最近連絡がつかない、折り返しの連絡がないお客様や見込客の方はいらっしゃいませんか?

 もしかしたら、「あなた=売込み」と思われているかもしれません。

 

 営業をしないアフターフォローの連絡だけをする機会を増やす。

 軽い挨拶だけをして帰る日を増やす。

 

 こうした軽いコミュニケーションの機会を増やすことで、話を聞いてもらえる土壌作りから始めてはいかがでしょうか。