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【現場から第17回】持続力を付ける①

 

 「うちの社長は次々新しいことを始めるが続かない。」、「これを作ってくれと言われて頑張ったが、チラッと見て終わり。何のためにやっているのかと思う。」

 こうした声をよく耳にします。

 

 中小企業の社長には、熱しやすく冷めやすい人が多いです。フットワークがとても軽く新しいことをどんどん取り入れてみようという反面、それが持続しない

 

 熱しやすいということは、興味を持つのが早いです。また、とりあえずやってみようという精神が強いので、すぐに取り掛かれる。これは非常に良いことです。

 反面、別のこと興味を持つのも早いです。新しいことに次々と挑戦してしまうので、その結果が出る前に違うことに取り組んでしまいます。これでは結果が出ません。

 

 良い取組みでも持続しなければ定着しませんし、定着しなければ成果が出ません

 ただでさえ新しいことを始める際には、習慣という厄介な敵がいます。

 

人にしろ、組織にしろ、習慣を変えるというのは大ごとです。

面倒くささと不安が生じる。上手くいかないかもしれないのに、無理に変える必要なないのではないか。今のやり方でやっていればいいのではないか。

 

そのため、習慣の定着にはある程度腰を据えて取り組む必要があります。

そうでなければ、元に戻そうという圧力に簡単に負けてしまうでしょう。

 

 熱しやすく冷めやすい人は、どうやって持続させるかが最大の課題です。

 もともと何かに興味をもってすぐに取り組むという長所をもっています。

 この長所に持続力が付けば成果が後からついてきます

 

 1年間に何個の思い付きや新しい取組みをしているでしょうか。

 そのうち、何個が実際に役立っているでしょうか。

 ひとつでもふたつでも、やり切ることができれば会社は変わります