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【経営コラム第7回】前向きさが必要

 

 多くの社長を見てきましたが、上手くいく人の資質として「前向きさ」があります。

面白そうだから一度チャレンジしてみよう。一度話を聞いてみよう。

こうした前向きさが会社の改善につながる第一歩です。

 

 その逆で批判ばかりしている会社があります。

何かとアラを探してやらない理由やできない理由が先行します。

 

 従業員も一緒です。

経験年数は長いが自分のやり方に固執するベテラン社員より、先輩の意見を素直に試してみる素直な新人の方が、中長期的に上手くいくことが多いです。

 

中小企業の最大の武器は「機動力」です。

大企業では検討や調整に時間がかかることでも、すぐに挑戦することができます。

前向きさは機動力の源泉になります。

 

前向きさは失敗への許容にもつながります。

失敗を次に活かすことが重要で、失敗自体を過度に恐れる必要はないのです。

4割上手くいけば上等。前を向いて進んでいけば積み重なっていくのです。

 

中小企業は完璧主義になってはいけません

失敗してはいけないと萎縮すれば機動力が失われます。

失敗しないようなレベルの挑戦しかしなくなります。