ある顧問先様とお話していると、次から次へと新しい問題が生じてきます。
中には、「いつも問題が生じてくるのでうちの会社は大丈夫ですか」と心配になる方も少なくありません。
実際、大丈夫ではない問題が生じることはあります。
しかし、先日お話していたお客様もそうでしたが、成長した故の問題というものもあります。
改善や新しい取組みが進むことで業績が拡大する。
そうすると、問題が生じてくることはよくあります。
例えば、以前は1日に100個作っていれば大丈夫だった生産体制。
ところが販売策が功を奏して、1日に150個売れるようになった。
そうすると、足らない50個をどうすべきかという問題が生じてきます。
例えてみると、今の企業の仕組みは服のようなものです。
昔はぴったりだった服が、身体が大きくなると合わなくなってくる。
企業にはこうした前向きな問題というものが発生するとお考え下さい。