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【現場から第101回】後継者難の課題を解決する唯一の方法

 顧問先様やスポットのご相談を受ける会社様から、ときどき事業承継の相談を受けることがあります。

 

 その多くが、

 後継者がいない

  M&Aを検討した方がいいか

 といった、引き継ぎ先がいないことに対する不安です。

 

 これに対する回答は、ただ一言です。

 

 「売れる会社にしておいてください

 

 後継者がいないことを不安がる会社の多くが、収益性が低い、債務超過であるという状態です。

 

 売れる会社にするということは、

  社長(退任する現経営陣)がいなくなっても儲かる目途がある

  当面の資産状況に不安が無い

 状態にしてください。

 

 このような状態になれば、

 後を継いでも良いという親族や社員、外部の第三者が出てくるかもしれません。

 または、M&Aで買いたいという会社も出てくるでしょう。

 

 

 ようは、引き取りたくなる状態にしなければ話が始まらないということです。