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【現場から第93回】成果が出る人

 たくさんの会社を見せて頂いていますが、成果が出る人は「行動が早い」です。

 

 私はお客様の近況を聞きながら、「こんな会社がこんなことをしていますよ。その本質はこういう狙いがあるんです」というようなお話をよくします。

 

 成果が出る人は、次回にお会いした際に、

 「前回聞いた話を参考に、こんなことをしてみました

 と行動に移されています。

 

 先日お会いした社長には前回、

 「お客様は当社が思っているほど、こちらのことを分かってくれていない」

 というお話をしました。

 

 それを聞いた社長は従業員の方と話し合い、店内掲示物の見直しと、お客様へ声掛けする内容を再検討

 「いや~ うちでも思ったほど伝わっていませんでしたね」

 と効果を教えてくれました。

 

 逆に、成果が出ない人は「行動が遅い」人です。

 何かを聞いても、具体的な行動に移さない、あるいは行動がとても遅い方です。

 ちなみに、慎重な性格なんですと言われる方もいますが、慎重と行動が遅いは違います

 

 慎重な方は、聞いたことを実施すべきか、リスクが無いかを調査検討するという行動に移されます。

 行動が遅い方は、何もしていない時間が長いというのが正しいです。