たくさんの会社を見せて頂いていますが、成果が出る人は「行動が早い」です。
私はお客様の近況を聞きながら、「こんな会社がこんなことをしていますよ。その本質はこういう狙いがあるんです」というようなお話をよくします。
成果が出る人は、次回にお会いした際に、
「前回聞いた話を参考に、こんなことをしてみました」
と行動に移されています。
先日お会いした社長には前回、
「お客様は当社が思っているほど、こちらのことを分かってくれていない」
というお話をしました。
それを聞いた社長は従業員の方と話し合い、店内掲示物の見直しと、お客様へ声掛けする内容を再検討。
「いや~ うちでも思ったほど伝わっていませんでしたね」
と効果を教えてくれました。
逆に、成果が出ない人は「行動が遅い」人です。
何かを聞いても、具体的な行動に移さない、あるいは行動がとても遅い方です。
ちなみに、慎重な性格なんですと言われる方もいますが、慎重と行動が遅いは違います。
慎重な方は、聞いたことを実施すべきか、リスクが無いかを調査検討するという行動に移されます。
行動が遅い方は、何もしていない時間が長いというのが正しいです。