あるお客様より、営業担当者に営業日報を書いてもらおうと思うが、どのような項目を設ければいいかとご相談を頂きました。
結論は「社長が何を知りたいか」を整理してフォームに落とし込むようアドバイスしました。
世の中には様々なフォーマットがありますが、まず報告を受ける側が「何を報告してほしいか」を整理することが大事です。
そうでなければ、形だけの報告書が導入されて単なる負担にしかならないことが多いためです。
報告書の作成には時間がかかります。
加えてこの報告書を読むという時間がかかります。
いずれも労務費というコストになります。
コストがかかるだけではありません。
形だけの報告書は、いつしか読まれなくなり作成者の不満につながることがあります。
次の営業攻勢をかけるか判断するための情報。
育成のために、次にどんなアプローチを検討しているか。
など、各項目に目的を持たせたフォーマットを心がけましょう。