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【現場から第88回】当たり前のことの大事さ

 あるお客様がインターネット販売で売上高を拡大されています。

 やっていることは単純なことで、更新頻度を高める、競合他社のサイトを研究して良いところを取り入れる、文章や写真の修正を行う。

 

 といった細かな作業をきちんとこなされています。

 これはインターネット販売だけに限らないことですが、地味ですが当たり前の作業をきちんと習慣的にやることが、売上高UPの近道です。

 

 世の中の多くの人は、小さな作業を軽視して何か大きな効果があるやり方を追い求める傾向があります。

 そのため、当たり前と思われがちなことがおざなりになっているケースがほとんどです。

 

 このような中、当社が当たり前のことをきっちりと行うと、周りよりも一段高いレベルに達することができます。

 

 加えて、細かな作業をきちんとこなす習慣ができれば、大きな改善策も実施できるようになります。

 ある会社で毎日一つ、「お客様を見ていて気付いたことをひと言書く」という施策を行って頂きましたが、5店舗ある中で1カ月続けることができた店舗は1店だけでした。

 

 毎日「ひと言」コメントをすることすらできない状態で、大きなことはできません

 改善が進まないと感じている方は、小さなことでも新しいことを続けることができる状態であるかを見直されてはいかがでしょうか。