「目をひく、気をひく」のヒントとして、他店を見に行くことをお勧めします。
同業種でも異業種でも、実際に店舗を見に行ってみることです。
そこで目に留まったものは、あなたの「目をひく」ことに成功しています。
良いなと思ったものは、あなたの「気をひく」ことに成功しています。
逆に目に留まらなかったものは、「目をひく」ことの失敗例です。
目をひいたが、興味が持てなかった場合は、「気をひく」ことの失敗例です。
このように、他店にはヒントがたくさん存在します。
他店を研究する際に、注意すべきことがあります。
それは、最初から隅々まで見ようと思わないことです。
人は、意外といろいろなものを見落としています。
街を歩いていると様々な販促物がありますが、そのほとんどを認識していないはずです。
そうした人達に、「おっ」と目をひくことができるかが大事です。
しかし、見よう見ようと意気込むと、本来なら見落とすようなものも見えてしまうからです。
まずは、さっと店内を見て回りましょう。
ここで目をひいたものだけが成功例です。
一通り見た後に、今度は隅から隅まで見てみましょう。
この段階で見つかったものは、仕掛けとして何かが不足しているわけです。
なぜ目をひくことができないのか、ヒントとして活用しましょう。