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【経営コラム第86回】販売はトライアンドエラー

販売の基本は、お客様を相手に試行錯誤をしながら自社にとっての正解を見つけていくことです。

こうしたら必ず売れるという方法はありません

 

色々なノウハウや成功事例がありますが、あちらで成功したからといってこちらで成功するとは限らないのです。

 

これは誰かにプレゼントを贈るときと同じです。

世間ではこれが流行っているから、と安易に贈り物をしても相手にとって興味がないものかもしれません。

 

喜んでもらうには、コミュニケーションを行って、相手の好みを調べる必要があります。 

販売も同じことを行います。

 

販売の場はお客様とのコミュニケーションの場です。

営業のトーク、カタログなどの資料、お店の販促物、これらは会社から「お客様いかがですか?」という問いかけです。

 

これに対してお客様は様々な答えを見せてくれます。

 

とても反応が良くて購入につながったのであれば、そのやり方は当社にとっての正解の一つかもしれません。

 

じっくりカタログを読んでくれたが、結局購買に至らなかったのであれば、興味はあるが何か条件が合わなかった、購買まで後押しするインパクトがなかったのかもしれません。

 

そもそも見向きもされなかったのであれば、これも一つの回答です。

  

こうしたお客様が見せる様々な反応をもとに、「次はこういう見せ方をしよう」といった取り組みを行います