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【経営コラム第83回】目標数値の決め方

 目標はまず、「こうなりたいという数値」を設定してから、具体策を検討していきます。

順番を逆にすると、今までの延長線上になってしまい必要以上に保守的な計画になるからです。

 

数値は単年だけを見ていても仕方がありません。

物事には年単位で準備をしなければならないことがあります。

そのため、複数年先を見ながら今やることを考えていく必要があります。

 

目安としては5年後の目標値から考えて、4年後、3年後と考えていくといいでしょう。

 

目標値の決め方は、この位欲しいという数字で設定してください。

今の段階ではとりあえずの金額で構いません。思い付かない場合は、とりあえず現状の倍くらいで設定してください。

 

ある程度高い理想でないと意味がありません。計画の目的はより良くなるために作ります。

今の延長ではなく、プラスアルファを考えなければならない理想がベターです。

 

5年後が決まったら、4年後を考えましょう。「5年後こうなるには4年後にこうなっていないといけない」と考えてください。

同様に3年後、2年後、1年後と考えます。最後に今の売上高を書き込みます。

恐らくどこかの段階で、相当ハードルが高くなる計画になっていると思います。

 

ここから、理想と現実の間で調整が入ります。

2年間は大きな伸びは無理でもその間に準備をして3年目でぐっと立ち上げるとか、準備期間に情報収集を行ってまだ見ぬ新製品を開発するとか。

 

何を考えてもいいのですが、最初にやってはいけないのが、5年後の理想値を下げることです。

ここを安易に下げてしまっては知恵が出ません

 

考えぬいた挙句に「どうしても」と変更を加えてください。

現状維持でもできるレベルの計画では意味がありません