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【経営コラム第67回】感覚的に簿記を知る

 社長にとって簿記は必須科目ではありませんが、感覚的に知っておくことは大事です。

 

 簿記はこれから解説していく、財務諸表というものを作るための作業です。

 毎日のお金や取引の動きを記録していく作業です。

 

 この仕組みを知っておくことで、何にお金を使ったのか具体的に詳細を知りたいときに簡単に調べられるようになります。

 

 そこで、今回は少し脱線して簿記について感覚的に把握できるように解説します。

 

 まず簿記の方法には、単式簿記と複式簿記というものがあります。

 記録の書き方に違いがあると思ってください。

 

 簡単に言えば、

 単式簿記は、何を手に入れたかしか記録しません。

 複式簿記は、何を、どのように手に入れたかを記録します。

 

 単式簿記というのは家計簿です。

 お金の出入りを追っていく方法です。

 

 この方法は財布の感覚とイコールになります。

 一方、単式簿記では損得の感覚や資産管理の感覚が分かりにくいという弱点があります。

 

 複式簿記は、難しく言えば取引を複数の項目で記載する方法です。

 ようは、何をどのように手に入れたかの二つが出てくるわけです。

 

 複式簿記は、損得の感覚と財布の感覚、資産管理の感覚のすべてを網羅しています。

 ですから、一般的な会社は複式簿記を採用しています。