資産管理の感覚では、時間のバランスも大事です。
資産には、すぐに収益に貢献するものもあれば、時間をかけて投資した額を回収していくものもあります。
一般的に商品は長くても1年以内には売ってお金にできるでしょう。
しかし、店舗は何年かかけて投資額を回収していくことになります。
どうやって買ったかという調達方法も、すぐに返す必要があるものもあれば、ローンなどの長期的に返していくもの、自分で稼いで返さなくていいものがあります。
時間のバランスとは、
すぐにお金になる資産と、すぐに返さなければいけない調達方法のバランス
時間をかけて投資した額を回収する資産と、長期的に返していくもののバランス
を意識することです。
ここでは悪いバランスを見ておきます。
①すぐにお金になる資産より、すぐに返さなければならないお金が多い
②時間をかけて回収する資産を、すぐに返さなければいけない調達方法で賄う
いずれも、短期的にお金が苦しくなるパターンです。
このような事態にならないためにも、
損得の感覚でもうけを増やす
財布の感覚でお金が無くならないようにやりくりする
資産管理の感覚でバランスを損なう買い方をしない
ことが必要です。