· 

【経営コラム第60回】財布の感覚で大事なこと

 

 財布の感覚で大事なことは、お金が無くならないようにやりくりすることです。

 お金が無くなるとは、払わないといけないタイミングにお金がない状態です。

 

 これが最悪のパターンです。

 会社はもうかっていなくてもつぶれませんが、お金が払えないとつぶれてしまいます

 

 また、お金の使い方も大事です。

 お金が無尽蔵にあるわけではないので、節約していく必要があります。

 

 しかし、節約ばかりしていると、出ていかないようにすることが目的になって、必要なお金も出さなくなります。

 

 まわりのライバルが頑張って自己投資をしているときに、お金を貯めるだけで成長しなければ、お客様はライバルの方に行ってしまいます。

 

 お客様が減るともうからなくなり、入ってくるお金が減ってしまうことになりかねません。

 

 お金の動きには大きく3つあります。

 

 通常の仕事の中での入出金

 機械やお店など、長く使うものに対する入出金

 借金による入出金

 

 一般家庭でも同じですね。

 日常での入出金。

 家や車など、長く使うものについての入出金。

 ローンによる入出金。

 

 この中で、日常での入出金はプラスである必要があります。

 そうでなければ、長く使うものを買うこともできませんし、借金で自転車操業になってしまいます。