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【経営コラム第59回】損益計算書とは

 

 損得の感覚を会計資料で表したのが、損益計算書です。

 損益計算書は、一定期間の経営成績を表しています。

  

 もうかっているか、もうかっていないかです。

 

 大きく、上から売上高、売上総利益、営業利益、経常利益、税引前利益、当期純利益があります。

 売上総利益は売上高から原価を引いたもので、製品やサービスそのものの利益を表します。

 営業利益は売上総利益から販売費及び一般管理費(販管費)を引いたもので、通常の営業活動から出る利益です。

 販管費は広告や本社維持費等、営業をしていく中で必要となる経費です。

 

この業利益が赤字ということは本業の商売がそもそも成り立っていないということです。

 

 また本業からの収入や費用以外に通常運営していくうえで発生する費用収益があります。 

 

一番メジャーなのは金融機関から借りた借金に対する金利の支払いです。

 これは工場だろうが花屋だろうが、事業の内容に関係なく発生します。

 

経常利益はこれら会社全体を運営する中で発生する、通常の経営で発生した利益を表わします。

 ここから特別損益というイレギュラーなものを加味して、税引前利益を計算します。

 

最後に、税金を差し引いて当期利益となります。