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【現場から第36回】「わからないこと」が分かること

  

 中小企業はなかなか一つのことが続きません。

 そのため、何かを気づく前に新しいことに挑戦してしまい、結局何も身に付かない。

 

 頭では分かっていても、実際に行動してみると「わからない」ということがよくあります

 この「わからないこと」が分かるということがとても大事です。

 

 ある会社の営業マンの言葉です。

 

 実際に計画を考えて半年実行してみたが、もっと具体的に考えておかないと動けない計画段階できちんと考えておくべきだった。計画って大事ですね。

 

 この会社では方針がころころ変わるため、半年も何かが続いたことがありませんでした。

 今回、初めて半年間何かを続けてみた結果、計画段階の重要性に気づかれました。

 

 「計画は大事」というのは、一般的には当たり前のことです。

 しかし、実際に計画というものを作って続けてみることで、当初の計画に「もっとこういうことを決めておくべきだった」という気づきがあります。

 

 こうした、考えて、実行して、振り返り気づきを得る活動がとても大事です。