従業員への接し方によって、リーダーは2つのタイプに分類できます。
①請求書型リーダー
②領収書型リーダー
請求書型リーダーは、従業員に接する際に要求する姿勢が強い方です。
領収書型リーダーは、従業員に接する際に感謝する姿勢が強い方です。
請求書型リーダーは、これをやれ、あれをしろという言葉が口癖で、やって当然という態度が出過ぎています。
領収書型リーダーは、ありがとう、おかげさまでという言葉が口癖で、感謝の気持ちが前面に出ています。
請求書型リーダーの下で働くと、だんだんとしんどくなります。
次々回に書きますが、人は認められたい生き物です。
要求が多く、そして強く、やって当然なので不満がたまっていきます。
いろいろな中小企業を見てきましたが、領収書型リーダーの方が業績は良いです。
領収書型リーダーは、やったことに対して認めてくれるという心情が働きます。
また、ありがとうを言うためには、従業員がやってくれていることを知らなければいけません。
何かよくわからないけどありがとうでは、言われている方もありがたみがないからです。
リーダーは従業員のことをよく見ていなければいけません。
要求は相手を見なくてもできますが、感謝は相手を知らないとできないからです。