数字だけの計画に意味はありません。
数字は達成の目安であり、その過程で何をするか決めることが重要です。
9月決算のお客様で、来年度の計画を立てているところですが、そんなお話をいたしました。
色々な中小企業に関わらせていただきますが、過程が曖昧な計画が多いです。
数値目標とスローガンだけあって、終了。
期末には、数字がいったのかいかなかったのかという話で終始します。
ある業界のお客様を開拓しよう。
というのであれば、どのような手順、スケジュールで開拓するのかまで落とし込む必要があります。
過程は作業の見積とも言えます。
頑張って開拓しますと言っていても、「具体的にどうするの?」という問いに答えられなければ難しいでしょう。下手をすれば何もできずに終わる可能性もあります。
ちなみに、過程は精緻なものではなくて結構です。
過程の表を作るのが目的ではなく、どう動くのかを考えて実際に行動するのが目的です。
資料を作って満足し、その後の行動が伴わない方も少なくありません。
考えて、行動することに意味があります。