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【経営コラム第31回】ヒアリング相手は、具体から抽象化する

   

 テストマーケティングを行う相手を決める際に、大事なことがあります。

 

 それは、具体的な相手を考えてからそれを抽象化することです。

 

 

 

お客様の属性を考えるときにやりがちなことが、漠然とし過ぎていることです。

 

 30代男性とか○○市に住む専業主婦とかです。

 

 

 

 30代男性にも色々なお客様像があります。

 

 このような設定をすると、そもそもその商品やサービスに全く興味がない方ばかりが集まり、有意な意見が出ない可能性があります。

 

 

 

 ただ、いきなりお客様の属性を考えてみましょうと言われると、普段から取り組んでいる方以外は、なかなか考えが至らないものです。

 

 

 

 そのため、まずは具体的な固有名詞を浮かべて、その方はどんな方かと抽象化する方法がお勧めです。

 

 

 

 新しく展開する商品やサービスを買ってくれそうな人、買ってくれたら嬉しい人を具体的に思い浮かべてください

 

 具体的にとは、名前まで特定することです。

 

 既存のお客様や知人友人等、具体的な山田太郎さん、鈴木商事㈱というところまで特定します。

 

 

 

 そうして、具体的な固有名詞をリストアップした後に、山田太郎さんはどんな人かと考えていきます。

 

 山田太郎さんは30代半ばで、妻と小学3年生の男の子がいて、地元の信用金庫に勤めていて、趣味はトライアスロンで・・・と、具体的な人や会社のことは具体的に属性を考えることが出来ます。

 

 リストアップした方の属性を考えていくことで、共通点やもっとこういう人の方がいいのではないか等、抽象的な属性を考えることができます。