
中小企業の現場では、決めたことがきちんと完了しないことが多々あります。
いつの間にか消えてしまったものや、意味も分からずダラダラと続いていることがたくさんあります。
原因は、「期日を決めない」、「確認しない」という体質です。
こうした事態を防ぐために、話のボールが今どこにあるかを確認しましょう。
相手が「それやりましょう」と言っただけで満足してはいけません。
期日を決めることで、相手にボールがあることを明らかにしましょう。
決まった期日が近づいてきたら状況を確認しましょう。
確認することで忘れることを防止し、スケジュールの再設定が可能です。
やっていることに疑問を感じたら、その意味を確認しましょう。
みんなが「これは別にやらなくてもいいのでは」と思いながらも続いていることが良くあります。
上手くいっていない会社は、ボールがあちこちに転がっている会社です。
誰が持っているか分からないボール。
ちょっと置いておいたつもりが、どこに行ったか分からなくなったボール。
こうしたボールの所在を確認するだけでも、仕事が円滑に回ります。