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【現場から第13回】現場から おいしいパン屋さん

 

  ある人に教えてもらい、おいしいと有名なパン屋さんでパンを買いました。

  おやつと家族へのお土産に購入。

  

 おやつで食べたときは確かにおいしいパンだと思いました。

 帰宅後、妻に聞くと有名なお店だそうです。

  

 翌朝、食卓に昨日購入したパンが。

 食べてみると、まずまずなのですが・・・正直イマイチでした。

 

 妻「いつものパンの方がおいしいよね」

 まったく同感です。

 

 私の家では夫婦揃ってあるパン屋さんのパンを愛好しています。

 このパン屋さんの社長は色々と考えている方なのですが、特に私が感心しているのが「お客様の利用シーンを考えている」ことです。

 

 社長曰く「焼きたてのパンがおいしいのは当たり前です」

 

 うちのお客様は昼から夕方に来店する主婦の方が多い。

 主婦のお客様は昼から夕方に購入するが、実際に食べるのは翌朝の朝食であることが多い。

 だから、翌朝に冷めていても、温めなおしてもおいしいパンでなければ意味がない

 

 このパン屋さんは、冷めてもおいしいをコンセプトに原材料や製法を研究されています。遠方の同業者が見学に来たときに「うちは、こんなことは真似できない」とおっしゃったそうです。

 

 皆さんも、会社の商品・サービスをお客様がどのようなシーンで利用されているかを考えてみてはいかがでしょうか。