ここでは成功事例と失敗事例についてご紹介します。貴社のご相談内容の参考にしてください。
長年地域のゲーム屋さんとして経営していたが、少子化や大手ショップの進出により売上高が減少していた。経営診断と提言を行ったが、マーケティング理論に当てはまめることに主眼を置いてしまったため、見た目はきれいだが中身は抽象的で当たり障りのない内容となった。診断の数年後に閉店。
地域の家電ショップとして経営していたが、既存客の高齢化や若者が大手量販店に流れたことで売上高が年々減少傾向にあった。財務診断および事業分析、顧客台帳の分析を行い、待ちの営業から攻めの営業に変えるべく方針を転換。顧客管理やアプローチ、イベント開催や営業会議でのPDCAサイクル支援を提案。診断段階でもできることは支援していき、徐々にではあるが成果が出始める。一方、定期支援のフィーが払えないことから、以降は自分たちで実施すると言われ、診断完了をもって関係が終了。その後もしばらく運営を続けていたが、2年後に倒産してしまった。
5社の下請製造業として事業を継続していたが、売上高の減少や製造ロスの増加により収益を圧迫していた。財務診断および事業分析、従業員との改善会議を実施し、売上高の確保及び製造ロスの削減を図った。しかし診断を進める中で、社長が会社の財政状態より自分の給与確保を強く進めるなど、自分の保身に走る姿が浮き彫りになる。最終的には、「会社や従業員はどうなっても、自分さえよければ良い」との発言から支援を終了した。